I

IBM PC/AT　（アイ・ビー・エム・ピー・シー・エー・ティー）

米IBM社が販売した、現在のWindows パソコンの基本となったパソコン。
内部構造などの情報をすべて公開したため、各社が同じ機能をもったパソコンを数多く販売し、世界的に普及した。
これらのPC/ATと同じ機能を持って販売されたパソコンのことを [ PC/AT 互換機 ] と呼んでいる。

IDE （アイ・ディー・イー　又は　イデ）

Integrated Device Electronicaの略で、ハードディスクのインターフェイス仕様の１つ。
安価なため普及が急速に進み、ハードディスクだけではなく CD-ROM等も接続が可能な Enhanced IDE も策定された。
IDE は１つのコントローラに２つまでのIDEドライブを接続出来る。
標準規格として ATA として規定されている。

IEEE1394　（アイ・トリプル・イー・イチ・サン・キュー・ヨン）

高速シリアルバスの規格で、パソコンの周辺機器だけでなくマルチメディア機器 （デジタルビデオカメラ等） の接続用として使用可能。
特徴としては、USBの様に プラグ・アンド・プレイ や ホット・プラグ に対応し、最大伝送速度は400Mbps が規格化されている。（ 現在、3.2Gbps までの仕様を策定中 ）
Apple社が開発し、[ FireWire （ファイアー・ワイヤー）] ・[ i.LINK （アイ・リンク） ] 等と呼ばれているが IEEE1394が標準規格名であり、IEEE1394 準拠のインターフェースとして、[ DV端子 ] と呼ばれるインターフェイスがデジタルビデオカメラ等に搭載されている。

ISDN　（アイ・エス・ディー・エヌ）

Integrated Services Degital Network の略で、様々な通信サービスを提供するデジタル通信網のこと。
日本のサービスとしては NTTによる [ INSネット64 ] が代表的で、64kbps の伝送速度をもつ Bチャネル （通信用） 2本と、16kbps の伝送速度をもつ Dチャネル （制御用） 1本で構成される。
通信用回線が2本用意されるのでインターネットと電話の同時使用が可能であり、また、通信用回線2本を同時使用することで最高128kbps のデータ通信を行うことも可能。
現在の ISDN を高速化するための B - ISDN （広帯域 ISDN ） が開発中であり、それに対して現在の ISDN は N - ISDN （狭帯域 ISDN ） と呼ばれる。
ISDN の使用には、TA や DSU 等の機器が必要になる。

i.LINK （アイ・リンク）

ソニーが自社製品に対しての呼び方として付けた IEEE1394 の別名。