■ メモリって何?
メモリにはいくつもの種類がありますが、単に メモリ と言った場合は、一般的にメイン・メモリのことを挿します。
メイン・メモリは、コンピュータの内部 ( 正確にはマザーボード上 ) に装着するもので、一時的なデータの置き場所に使用されます。
さて、メモリは多く積んだほうがパソコンが快適に動作するというような事を聞いたことはないでしょうか?
聞いたことはあっても、なぜ多いほうがいいのか分からない・・・
そこでメモリの役割を、よく使用される例えを用いて説明しておきます。
まず、メモリは作業机だと思ってください。メインの作業をするのは勉強机で、そのための資料等を置いておく場所が作業机です。
勉強机にはCPUが座っています。 また、作業机はメモリ 、本棚はハードディスク と想定して話を進めていきます。
宿題を解く役割 |
作業机 |
本棚 |
CPU |
メモリー |
ハード ディスク |
では、あなたが勉強をする時の理想の環境を思い浮かべてみましょう。
勉強机には宿題が置いてあります。その宿題に必要な資料はまだ本棚の中です。そこで、まずは本棚から必要な資料を作業机に出しておきましょう。
この時点で、ハードディスクからメモリへデータが読み込まれたことになります。
では宿題の開始です。勉強机にはCPUが座っていて、せっせと宿題の計算を解いていきます。また、必要な時には作業机の資料を見ながら頑張ります。
しかし、必要な資料が作業机に出ていない場合もあります。その時は、本棚からまた資料を取り出します。どんどん取り出すうちに作業机が一杯になってきました。こうなると必要な資料がなかなか見つけ出せずに、作業は効率的に進みません。
そこで、作業机を大きくするのです。
作業領域が大きくなれば、多くの資料を置いておけます。いちいち本棚まで手を伸ばす必要がないのですから、作業も早いですね。
メモリーの増設 = 作業机の拡大
このように、メモリを増やすということはパソコン性能の向上にもつながります。
あまりケチらずに、1ギガバイト位は積んであげたほうが、パソコンは快適に動いてくれるでしょう。
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