■ ビデオボード って何?
モニタに画面を表示するための部品です。ビデオボードには処理を行うためのビデオチップと、作業領域としてのビデオメモリが搭載されています。
画面を表示できなければ、ほとんど何も出来ないのと同じ状態ですので、パソコンには絶対に必要な部品となります。ビデオ カード とも呼ばれます。
ビデオ ボード に搭載される主な部品 |
ビデオ チップ |
色や画像の作成や貼り付けを処理します。 |
ビデオ メモリ |
容量により、最大表示解像度が決定されます。 |
ビデオボードの性能は、搭載されているビデオチップとビデオメモリによって決まるのですが、その性能差は現在では ほとんど無いと言っても過言では無い程、技術的に限界に達しています。ただ、3DゲームやDVDの再生といった用途になった場合はこれに当てはまりません。あくまで、2D用途の場合の限界点ということです。
3DゲームやDVD再生では連続した演算処理をする必要があるため、ビデオチップの性能が必要になります。CPU でも形状計算などは行うのですが、ビデオチップが担当する画像の貼り付け等の性能が低ければ、全体的な速度低下につながります。つまり、それは動画やゲームのスムーズな動きを実現出来ず、カタカタした動画になることを意味しています。
以上のことから、3DゲームやDVD再生を行わないユーザーは、あまりに安いビデオボードを買わない限りは性能差は本当に微々たるものだと思って頂いて構いません。逆に3DゲームやDVD再生がメインだというユーザーは、なるべく高性能なビデオボードを購入される方が良いかと思います。
また、3D以外の用途しか必要ない場合は、オプションの有無によって決定するのも一つの選択基準になります。
ビデオ ボードのオプション機能 |
TVチューナー |
テレビをパソコンのモニターに表示する機能です。 |
ビデオ出力端子 |
パソコンの画面をビデオに出力して、テレビ等に表示するための機能です。 |
デュアル ヘッド機能 |
2台のモニタに画面を表示することが出来る機能です。
それぞれのモニタには同一画面や異なる画面を表示することが可能です。 |
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